• Chamber Symphony for Electric Violin and Chamber Orchestra(2015)

      Chamber Music
    • Duration - 27:35

    • Mov.1 9'

    • Mov.2 9'

    • Mov.3 8'

    Chamber Symphony for Electric Violin and Chamber Orchestra

    室内交響曲は2015年のMUSIC FUTURE Vol.2で初演した。その前年のVol.1でNico Muhlyの「Seeing is Believing」を演奏したいと考えたのだが、その曲で使用される6弦のエレクトリック ヴァイオリンは日本に無くて結果としてアメリカから買わざるを得なくなった。その時の演奏は東フィルのコンサートマスターである近藤薫氏によって素晴らしい演奏になった。と同時にそのサウンドに魅了された僕も翌年にエレクトリック ヴァイオリンを使用した室内交響曲を作曲した次第である。全3楽章で約28分の協奏曲として完成したが、タイトルはあえて室内交響曲とした。たぶんにアメリカンなムードが漂うのはエレクトリック ヴァイオリンの特性かもしれない。もちろんジョン・アダムズがこの楽器のために書いたようにエスニックな方向もあるのだが。

    今回は初演と同じく、我がMusic Future Bandのバンドマスターであり新日フィルのコンサートマスターでもある西江辰郎氏が演奏する。

    久石譲

    • Winter Garden(2014)

      Orchestra
    • Duration - 17:56

    • Mov.1 6'

    • Mov.2 5'

    • Mov.3 7'

    Winter Garden

    「Winter Garden」は、2006年に鈴木理恵子さんのSolo Album用にヴァイオリンとピアノのために作曲したもの(全2楽章)をベースにして、ヴァイオリン・ソロとオーケストラの小協奏曲として、2010年の改訂の際に新たに第3楽章を付け加えた。さらに2014年に大幅改訂し、よりヴァイオリンとオーケストラのコントラストを際立たせつつ、ミニマルの手法になぞらえた作品とした。

    8分の15拍子の軽快なリズムをもった第1楽章、特徴ある変拍子のリズムの継続と官能的なヴァイオリンの旋律による瞑想的な雰囲気を持つ第2楽章。そして第3楽章は、8分の6拍子を基調とし、ソロパートとオーケストラが絶妙に掛け合いながら、後半はヴィルトゥオーゾ的なカデンツァをもって終焉へと向かっていく。

    ヴァイオリン・ソロを担当するFOCのコンサートマスターである近藤薫の演奏を心から楽しみにしている。

    久石譲

    • 藤澤守:5th Dimension(2011)

      Orchestra
    • Your Story 2015

      Film
    • Duration - 4:10

    • “RASEN” for String Orchestra(2010)

      Orchestra
    • Kiki’s Delivery Service(2008)

      Film
    • Duration - 4:30

    • Departures(2008)

      Film
    • Duration - 13:50

    • 1.Prologue~Theme 5'

    • 2.Prayer 6'

    • 3.Theme of Departures 4'

    • The End of the World for mixed chorus and Orchestra(2009)

      Orchestra
    • Duration - 19:52

    • I.Collapse 6'

    • II.Grace of the St.Paul 7'

    • III.Beyond the World 7'

    • Single Track Music 1 for 4 Saxophones and Percussion(2015)

      Chamber Music
    • Duration - 5:52

    • 祈りのうた for Piano(2015)

      Chamber Music
    • Duration - 6:08